包茎手術の失敗例とリスク/失敗を回避するための信頼できる医院の選び方

包茎手術の失敗例とリスク/失敗を回避するための信頼できる医院の選び方

包茎手術を検討している方の中には「失敗があるのではないか?」「失敗したらどうなるのか」と不安でしかたない方も少なくないでしょう。

特に、包茎手術についてはおおっぴらに周りに相談もできないため、情報を集めれば集めるほど、不安が膨らんでしまうものです。

正直なところ、手術である以上、100%失敗がないということはありません。

しかし、いたずらに不安を煽るような情報があふれているのも事実で、過剰に不安視することもないというのが筆者の意見です。

  • 包茎手術の具体的な失敗例とリスクを正しく知る
  • そのリスクを減らすための、信頼できる医院やリスクの少ない治療法を知る

この2点が、失敗の可能性を限りなく減らすために大切です。

それを知ったうえで、自分は切る包茎手術はしない、という選択をすることもありえるでしょう。

今回の記事では、泌尿器科医の視点から、包茎手術の失敗例とリスク・信頼できる医院の選び方を解説します。ぜひ参考にしてください。

もしあなたが「包茎手術に失敗して、修正したい」と考えている場合、「もし包茎手術が失敗した場合の対処法」から読み進めていただくことをおすすめします。

目次

はじめに:包茎手術自体の難易度は高くない

最初にお伝えしておくと、包茎手術自体の難易度は高くありません。

保険診療を行っている病院では、入ったばかりの新人に研修として行わせるケースもあります。

しかし、成功確率が100%ではない以上、

  • 入ったばかりの技術が低い新人医師
  • 体系立った技術を身につけていないクリニック

で治療を受けるのはリスクになるでしょう。

これからご紹介する包茎手術の失敗例も、上記のような技術が不十分なクリニック・医師によるものが多いと考えています。

今回は、失敗例だけでなく、信頼できる医院・クリニックの選び方やおすすめのクリニックをご紹介するので、参考にしてください。

一目でわかる!包茎手術の失敗例まとめ

包茎手術の失敗例は主に

  • 包皮の色が違う部分を縫合することでツートンカラーになるケース
  • 包皮小帯(裏スジ)を切除してしまい、性感が減退する
  • 余った包皮に組織液がたまるペリカン変形症状
  • 包皮を切除しすぎてしまい、勃起時につっぱる・痛みがある
  • 逆に包皮の切除が足りず、包茎が改善されない

の5つがあります。

後の章で詳しくお話ししますので、まずどんな失敗のケースがあるのかをイメージで知っておきましょう。

包茎手術の失敗例まとめ
拡大して見たい方はこちら

(1)包皮の色が違うことでツートンカラーになるケース

ペニスがツートンカラーになるケース

まず、包皮を切除した後で縫合した際に、もともとの包皮の色が違うことでツートンカラーになってしまうケースです。

その結果、包茎手術をしたことが他人に悟られてしまうことがあります。

包皮の色は均一ではなく、根部にいくにつれて濃くなっていくことが要因です。その濃さに幅がある方は色の違いが目立ってしまうというわけです。

これは「環状切除術」という手術で、ペニス中央部分の包皮を切除する場合に発生しやすいものです。

環状切除術は主に以下の3種類に分かれますが、そのうち基本の環状切除術がこの失敗のリスクがあります。

  • 基本の環状切除術:ペニス中央部分の包皮を切除する
  • 亀頭直下埋没法:亀頭の真下で切開・縫合する方法
  • 根部切除法:ペニスの根元で切開・縫合する方法

そのため、包皮の色のグラデーションが強い方・絶対に他人に手術をしたことをばれたくない場合、環状切除術の中でも

  • 亀頭直下埋没法
  • 根部切除法

をおすすめします。

逆に、包皮の色差がそこまでない方や色黒の方などは通常の環状切除術でもツートンカラーになる心配はありません

亀頭直下埋没法を万能として紹介しているサイトも多いのですが、一概にそうと言い切れません。

亀頭直下埋没法は基本の環状切除術に比べると、技術的難易度が高いため、言い換えれば失敗するリスクが上がる、ということです。

特に皮を切りすぎてしまった場合は、亀頭直下のため、締め付けによる血流障害のリスクがあります。

また、次の項でご紹介するような「包皮小帯(裏スジ)切除による性感低下」は亀頭直下埋没法で起こりえるものです。

どの方法がおすすめなのか、後半の「失敗を避けるための包茎手術の選び方を解説」でも詳しくお伝えしています。

(2)包皮小帯(裏スジ)を切除してしまうことで性感が低下する

裏筋切除による性感減少

上記でお伝えした、亀頭直下埋没法で起こることがある失敗例です。

亀頭直下ぎりぎりで切開するため、性感帯とされる包皮小帯(裏スジ)まで切除してしまい、性感が低下することがあります。

対処法としては、包皮小帯を傷つけないためにV字型に切開する方法を取ることが多いのですが、その技術がないクリニックではこのような失敗をする可能性があります。

基本の環状切除術および根部切除術では、包皮小帯を切ることはないためそのリスクはありません。

(3)縫合後の余った包皮に組織液がたまるペリカン変形症状

組織液がたまるペリカン症状

ペリカン変形という言葉はあまり聞いたことがない方も多いかもしれませんが、亀頭直下の包皮小帯(裏スジ)部分に腫れが発生することを指します。

要因としては、縫合後、包皮が余っている部分に組織液(中にはリンパ液と説明しているサイトもありますが、厳密には正しくリンパ液含む組織液です)が溜まってしまうことが挙げられます。

さらにさかのぼれば、切除した包皮を縫合する際、包皮径(包皮の円周)が異なることで、包皮余りが発生してしまいます。

陰茎が先細りになっている方などで、かなりの幅の切除を行う場合は注意が必要です。

(4)包皮を切除しすぎてしまい、勃起時につっぱる・痛みがある

包皮がたりず、つっぱり感・痛みがある症状

包皮を切除・縫合する包茎手術でついて回るのがこの失敗のリスクです。

包茎は改善されたものの、逆に包皮を切除しすぎてしまい、勃起時に包皮がつっぱって痛みが起こります。

ペニスが締め付けられることになってしまい、血流障害や、痛みによるEDのリスクがあります。

特に亀頭直下埋没法でこの症状が起こった場合、亀頭直下で締め付けが起こるため、血流障害のリスクが高まります。

こういった症状が起こらないためには「ある程度包皮を余らせて切除する」ことが基本です。この失敗も、医師の技術不足・説明不足によって起こるものだといえます。

極端に言えば「平常時でも亀頭を完全に露出させたい」という希望があった場合、ペニスの伸長を考えてみれば、明らかに勃起時には包皮が足りなくなる、という想像がつくでしょう。

多少なり包皮は余っていた方が仕上がりも自然ですし、性生活を改善するための包茎手術でEDになってしまっては本末転倒です。

手術を受ける方がギリギリ目いっぱいの切除を希望しても、このリスクを提示して説明してくれることが信頼できる医師のポイントともいえます。

ちなみに、平常時のペニスの長さから、勃起時の長さを推定することは困難です。しかし「勃起時の長さは、平常時のペニスを最大限のばした長さと概ね近い」ものです。

(5)逆に包皮の切除が足りず、包茎が改善されない

包皮が足りず、包茎が改善されない

上記とは反対に、包皮の切除が不十分で、包茎が改善されないというパターンです。

こちらも医師の技術が未熟で、ペニスのサイズを考慮して、適切な切除量を設定できないことで起こります。

しかし、上記でお話ししたように、平常時でも亀頭を完全に露出したいという方は「包皮のつっぱり」が起こる可能性が高く、これを考慮した切除はむしろ適切です。

勃起時でも亀頭が露出しない、という場合にこの失敗を疑いましょう。

失敗を避けるための包茎手術の選び方を解説

ここまで、包茎手術で起こりうる失敗と原因についてお話ししてきました。

  • 基本の環状切除術:ツートンカラーになるリスク
  • 亀頭直下埋没法:包皮小帯(裏スジ)切除による性感減退のリスク

など、手術方法によってリスクや失敗例が異なることがご理解いただけたと思います。

では、失敗を避けるためにはどんな包茎手術を選べばいいのか?と気になる方もいるでしょう。包茎のタイプや希望によって向き不向きがあるため、以下の図解を参考にしてください。

環状切除術の特徴と向いているタイプ

拡大して見たい方はこちら

あなたが、どういった包茎の状態か、どの点を重視して手術を受けたいによって、上記3つのうちどれを選ぶかを判断するのがよいでしょう。

「これは失敗?」と焦らないために:日を追って治ってくる症状を解説

包茎手術を受けた後は、どうしてもペニスの状態が気になるでしょう。「これは失敗では?」と慌てるのが早計なケースもあります。

  • 術後、日を追うごとに治る症状
  • 失敗でなくても、医師の診断を受けるべき症状

についてお話しします。

術後は必ず浮腫(はれ・むくみ)が起こるため、失敗したと焦らない

切除・縫合を行う手術である以上、術後は必ず浮腫みます。それで失敗したと焦らないことが大切です。

1~2週間くらいして腫れがひいた状態で判断をするべきでしょう。

また、術後は傷口が目立ちますが、数か月するとだいぶ落ち着きますので、傷口が目立つことについてもまずはしばらく様子を見るのがよいでしょう。

傷口の内部まで治癒するには2~3ヶ月必要なことが多いです。

失敗でなくとも医師の診断を受けるべきケース:術後1週間してから腫れが増してくる

上でお話したとおり、1週間程度腫れてしまうのは仕方ないことです。

ただし、術後1週間くらいしてからみるみる赤く腫れあがってきてむしろ痛みが増してくるような場合には、感染症にかかっている可能性があります。

一度、病院に問い合わせることをおすすめします。その他、糸が何本かとれてしまい、大きくずれてしまった場合にも早々に病院に連絡してください。

もし包茎手術が失敗した場合の対処法

ここまで読んでいただいて「自分が受けた包茎手術は失敗した!」と判断できた方、かつあまりに症状が酷い方は「修正手術」を受けることをおすすめします。

ただし気持ちとしては、同じ医院・クリニックで修正手術を受けようという方は少ないのではないでしょうか。

現在では「他院の修正手術」を請け負っているクリニックも多いため、再度、クリニックを検討し直すのが良いでしょう。

注意点:一度手術をした箇所には癒着が起こり、仕上がりが変わることがある

ただし、一度手術したところは少なからず癒着といって正常構造と変わってしまいます。そのため手術の難易度はどうしても高くなります。

腕のいい医師・クリニックで修正手術をしても、満足な結果が得られないことはあるので、そこについては結果を受け入れる覚悟が必要です。

修正手術を受けるクリニックこそ技術と信頼性で選ぶ

修正手術を受けるクリニックこそ、技術力の高いクリニックで治療を受けることが大切です。

次の章では、筆者おすすめの信頼度の高いクリニックをご紹介します。

これから包茎手術を受ける方・修正手術を希望する方に:信頼できる医院・クリニックを紹介

包茎手術で失敗しないためのクリニックの選び方

最後に、筆者おすすめの信頼度の高いクリニックをおすすめする理由とともにご紹介します。

特に、この記事をご覧いただいている方・修正手術を受けたいという方には、絶対に失敗したくないという想いがあるはずです。

ぜひ参考にしていただき、信頼できるクリニックを見つけてください。

おすすめクリニックの結論からいうと、筆者がおすすめするのは以下のクリニックです。

横浜中央クリニック:形成外科専門医の院長が診察・治療するクリニック

横浜中央クリニックの包茎治療

形成外科の専門医を取得している院長が診察・治療を担当するため、信頼度の高いクリニックです。

また、大学病院の形成外科の勤務が長く、体系立てた技術を身につけてきていると考えます。

ちなみに院長が横浜中央クリニックの前に勤務していたのは、以下にご紹介する千葉の船橋中央クリニックです。

院長が診察・治療を行うことが約束されているため、安心して診察・相談ができるのも大きいでしょう。

千葉・船橋中央クリニック:10年以上同じ院長で診察・治療を行っている症例豊富なクリニック

千葉・船橋中央クリニックの包茎治療

千葉にある船橋中央クリニックは、平成15年に開設された、10年以上の歴史をもつクリニックです。

院長が形成外科の専門医を取得しており、このクリニックの開設前に一般病院での勤務経験も数年あります。

歴史の長さと、その中でも院長が治療をすべて担当しているため、症例経験・治療経験は膨大です。

上野クリニック:全国に拠点があるためどのエリアの方にもおすすめ

上野クリニック

包茎治療で、日本で最初に高い認知を得たのが上野クリニックだと思います。

上記2つのクリニックのように、拠点が1つで院長のプロフィールがわかりやすく掲載されてはいませんが、各エリアの拠点ごとの院長の経歴はしっかりしています。

たとえば、2017年現在、仙台院の治療責任者である方の経歴をみると、

平成17年 近畿大学 卒業

平成19年 岸和田徳洲会病院 勤務

平成21年 近畿大学病院 勤務

平成27年 上野クリニック 入職

平成28年 仙台上野クリニック 院長

※参照:上野クリニック公式HP

自由診療の美容外科だけでなく、保険診療を行っている病院での経験が長いことが読み取れます。

専門領域まではここからはわかりませんが、しっかりとした指導を受けて医療に携わってきた可能性が高いです。

各エリアに拠点があるため、全国各地の方が診察・治療を受けやすいのも大きいでしょう。

まとめ

いかがでしたか。今回の記事では、包茎手術の失敗事例と、失敗しないため・修正手術を成功させるためのクリニック選びのポイントをお伝えしました。

ぜひ、今回の記事を参考にしていただき、安心・安全な治療を受けて包茎を綺麗に改善させてください。

あなたの治療の成功を祈っています。

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