「泌尿器科での包茎手術」の特徴と向いている方のタイプを徹底解説

「泌尿器科での包茎手術」の特徴と向いている方を徹底解説

包茎に悩んでいる方の中には「泌尿器科」で手術を受けることを検討している方も多いのではないでしょうか。

泌尿器科であれば、包茎クリニックより技術的に信頼できるのでは?という意見も聞かれます。

確かに、保険診療の現場で体系立てた教育を受けている泌尿器科の医師は総合的な技術をもっていることが多いです。

しかし「包茎手術を何を目的として行うか」という点で、泌尿器科と包茎治療クリニックには大きな違いがあります。

それぞれの特徴や違いを知らなければ、期待していたのと違う手術結果にもなりかねません。

今回の記事では、泌尿器科医の見解から

  • 泌尿器科の包茎手術の特徴
  • 泌尿器科での手術に向いているタイプ

を詳しくお話しします。ぜひ参考にしてください。

泌尿器科の包茎手術の特徴

まず泌尿器科の包茎手術の特徴をお話ししましょう。メリット・デメリット含め以下の3点があります。

  • 体系立てた医師の育成が行われている
  • 泌尿器科の保険診療であれば、安く手術が受けられる
  • 包茎の手術症例は包茎クリニックに比べて多くない
  • 美観・見映えよりも「排尿障害を解消する」ための治療

あなたが泌尿器科での手術を受けるかどうかの判断基準にもなるので、漏れなく読んでもらうことをおすすめします。

特徴(1)体系立てた医師の育成が行われている

保険診療の病院では、後進の育成が必須になりますので、包茎手術に限らず病院内で技術の伝授・体系立てた教育が行われているといえます。

筆者が泌尿器科での手術のメリットとして挙げるのはこの部分です。

特徴(2)保険診療であれば安く手術が受けられる:保険適応で2万円~

泌尿器科の場合、保険適応によって低価格で手術が受けられるのもメリットです。

包茎専門クリニックでは、原則保険がききませんので注意が必要です。例外もありえますが、

  • 泌尿器科:保険適応
  • 包茎専門クリニック/美容外科:保険非適応の自由診療

と考えておけばまず困りません。

包茎手術の相場

  • 保険適応の場合:2~3万円程度(入院日数や自己負担割合等にもよるが)
  • 自費診療の場合:5~15万円程度

が相場です。

安く包茎手術を受けることを何より重視する場合、泌尿器科が選択肢になるでしょう。

しかし、そもそも「あなたが保険の適応になるかどうか」を知っておく必要があります。

医学的に必要と認められる場合、つまり

  • 仮性包茎でも亀頭包皮炎をくりかえす場合
  • 真性包茎で感染症が起こりかねない場合
  • カントン包茎で血流障害のリスクがある場合

な場合であれば保険がききますが、仮性包茎かつ特に排尿障害がない場合などは、保険適応とはなりません。

特徴(3)包茎手術の症例は包茎クリニック/美容外科に比べると多くない

その一方で、包茎専門のクリニックと比較すると、泌尿器科は包茎手術の症例が少ない傾向があります。

泌尿器科医は病院で勤めていると、前立腺癌や腎癌など、癌の治療を行う外科医になります。

もちろん包茎手術もやればできますが、症例数は毎日手術を行っている専門のクリニックの方が上でしょう。

特徴(4)外観・見映えよりも「排尿障害を解消する」ための治療

泌尿器科の病院で保険診療として行う場合は、外観・見映えは二の次となります。

保険適応となる根拠として普通は「排尿障害がある」ことが挙げられ、それを治すことが一番の目的だからです。

つまり、審美性を求めて行う手術ではないため、スタンダードな包茎手術が行われます。

ちなみにここで行われるのは「基本の環状切除術」とされるもので、環状切除術の応用である「亀頭直下埋没法」「根部切除術」は行われません。

見た目が綺麗になるように亀頭直下に切開ラインを持ってきてくださいと依頼した場合「それなら美容外科でやってもらってください」と言われてもしかたないのです。

まとめると、泌尿器科と包茎クリニックでは重視するものが

  • 泌尿器科の病院:問題なく排尿できるようになることを重視
  • 包茎クリニック/美容外科:見た目含めた満足度を重視

というように異なるわけです。

包茎手術なら包茎治療クリニックをおすすめする理由

以上の点を踏まえ、筆者は総合的に考えて包茎手術では専門の包茎クリニック/美容外科をおすすめします。

あらためておすすめする理由を整理しました。

  • 包茎手術の症例は包茎クリニックのほうが多い
  • 見た目・審美性を重視した手術が行える

包茎クリニックの方が手術症例が多い

包茎手術は、手術の中では比較的短時間で済みますし、死亡するリスクは少ない安全な手術です。

ただ、たとえば医師になりたての1~2年目の医師がいきなり執刀できるかというとそうではありません。数例は指導してもらって、初めてできるようになります。

泌尿器科医と、包茎治療を主にやっている美容外科医であれば、経験症例数の多い美容外科医の方が上手だと考えています。

また、自由診療の場においては、手術の満足度が低いことは死活問題になるからです。

注意点としては、美容外科医はきちんと系統だったトレーニングを積んでない人もいるため、その点は下記を参考に医師の経歴や経験を確認してみるのがよいでしょう。

見た目・審美性を重視した手術が行える

包茎クリニックでは、見た目を重視して手術が受けられるため、満足度が高いと考えています。

デリケートな場所の治療だからこそ、傷跡をできるだけ目立たないようにして、満足する手術を受けたいですよね。

注意点としては、自由診療である分

  • 仕上がりへのこだわりにきりがなくなる
  • クリニックから提案されるプランを全てうのみにしてしまう

などすると、費用が際限なく膨らんでしまうことになりかねません。

たとえば、包茎手術と一緒に亀頭増大術を勧められることもよく聞きますが、包皮を適切に切除・縫合できれば高い確率で包茎は問題なく改善できます。

亀頭増大術は不要なケースもあるわけです。

こういった心配は下記を参考に、正しく治療方法を説明し、必要な手術だけを行ってくれる信頼できるクリニック・医師を選ぶことで解決できます。

信頼できるクリニック・医師を選ぶためのポイントを紹介

信頼できる包茎クリニックの選び方
後半では、信頼できるクリニックを選ぶために、ぜひ知っておいてほしいポイントをお話しします。希望するクリニックがすべてをクリアしているかどうかで、最終的にお任せするかの判断ができるでしょう。

注意点:学会・協会に属しているかはあまり重要ではない

意外に誤解されやすいのが「学会・協会に属していれば安心とは限らない」という点です。医院・クリニックによっては、HPに医師の経歴を載せています。

  • ○○学会(協会)所属
  • ○○に関する研究で博士号取得

といった、経歴が書いてあることが多いのですが、医師の視点でみると、これらはあまり重要なことではありません。

理由は

  • 学会は医師であればお金を払えば誰でも入れることが多い
  • 博士号も審査の厳しくない雑誌に投稿して取得する場合がある

といったことがあるからです。

医師の信頼性を正しく判断するには、次の章でお話しする「以前の勤務先と専門医の資格有無」が重要です。

形成外科・泌尿器科・(次いで美容外科)の専門医を取得しているか

自由診療の場においては競争がはげしく、クリニックによっては自分の優位性を守るため、表面的な指導をしても、もっとも重要なコツは他人には教えないといったことが起こりえます。

それに対して冒頭でもお話ししたとおり、病院での勤務医の場合は、年功序列で待遇がよくなっていくため、後輩にはしっかり指導しようという文化があります。

そうした医師の背景を考えれば、病院で数年間、保険診療を行う医師として、皮膚科や形成外科の経験を積んだかどうか、は非常に大切です。

その判断基準になるのが、以前の勤務先と専門医の有無です。

包茎手術の場合は、クリニックの医師が

  • 形成外科の専門医
  • 泌尿器科の専門医
  • 次いで美容外科の専門医(形成外科・泌尿器科専門医どちらかを取得していればなお安心)

のどれかを取得していることが目安となるでしょう。

ある治療を専門として行っていたり、学会に所属しているだけでは専門医は取得できません。

治療経験や技術を厳しく審査されるため、信頼できる医師の基準として有効だと考えています。

形成外科専門医・泌尿器科専門医・美容外科専門医の認定医を見分ける方法

ときに、クリニックのHPなどで「包茎治療の専門医」という、誤解を与える記載がされていることがあります。

包茎治療の専門医という資格はありませんので、迷ったときは以下にご紹介する「専門医の探し方」を実践しましょう。

日本形成外科学会の専門医リスト
日本形成外科学会専門医一覧

日本形成外科の専門医一覧から調べることができます。

日本泌尿器科学会の専門医リスト
日本泌尿器科学会専門医一覧

こちらも、日本泌尿器科学会の専門医一覧から調べることができます。

日本美容外科学会の専門医リスト
日本美容外科学会専門医一覧

日本美容外科学会の専門医も、HPの美容外科専門医一覧から確認できます。

このHPは時々見れなくなりますので、2017年1月時点の美容外科専門医一覧はこちらからダウンロードできるようにしました。

価格・費用は明確であるか

包茎治療を受けるうえで、価格が明確にされているかは非常に大切です。

例を挙げると、手術時に使う糸や、麻酔費用に追加代金がかかることがあります。

宣伝文句に「溶ける糸を使っていますので抜糸の必要はありません」といったことを挙げているところもありますが、今の時代、包茎手術であれば溶ける糸を使って縫う方が一般的です。

ABCクリニックの料金表

※引用:ABCクリニック公式HP

これはABCクリニックで価格表に記載されている注意事項ですが、特にかこった部分、

  • 麻酔代は価格に含まれているか
  • 術後の薬代は価格に含まれているか

というようなポイントをチェックしておきましょう。

症例写真はあれば仕上がりが確認できるためより安心

症例写真は無いよりはある方がよいでしょう。症例写真があること=安心というよりはむしろ、具体的に仕上がりのイメージが見えるためです。

特に包茎手術の場合はどの程度皮を余らせるかも、イメージを共有しておくことが大切です。

こうしたイメージを共有することで、たとえば「あまりぎりぎりまで切ってしまって勃起した時に痛む」可能性を低くできます。

手術のデメリットだけでなく、見映えに言及してくれるか

手術のデメリットについて説明するのはある意味で当たり前といえますが、「見映えについて話してくれるか」は大切です。

たとえば、

  • 勃起したときに包皮が足らずに痛くならない切除量はどのくらいか
  • 傷はどのように見えるのか、目立たないか
  • 傷が目立たない方法を提案してくれるか

などです。

さいごに

いかがでしたか。今回の記事では、

  • 泌尿器科の包茎手術の特徴
  • 包茎手術なら泌尿器科より包茎クリニックをおすすめする理由
  • 信頼できるクリニックを見抜くためのポイント

をお伝えしました。

ここまでご説明したとおり、保険診療適応で包茎手術を受けられる方は限られています。

保険適応する包茎であり、どうしても費用を抑えたいという方は泌尿器科での手術を検討してみるのも有りでしょう。

しかし、見映えを良くしたいという思いがある方は包茎専門のクリニックでの手術をおすすめします。

当然、どのクリニックでも良いわけではありません。ぜひ今回の記事を参考に、信頼できるクリニックを見つけてください。

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