包茎ってなに?包茎の意味と分類をどこよりもわかりやすく解説

包茎ってなに?包茎の意味と分類をどこよりもわかりやすく解説

「包茎」という言葉を聞いたことはあるものの、なにを意味するのか?と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。

包茎とは一言でいえば「男性の亀頭(ペニス先端)が包皮に覆われて露出していない」ことを指します。

また包茎の中でも、状態によっていくつかの種類に分かれ、適切な治療法も異なります。

今回の記事では

  • 包茎とはなにを意味するのか
  • もし自分が包茎だった場合、どのタイプなのか
  • 包茎を治療したい場合のベストな治療方法

をどこよりもわかりやすくお伝えします。ぜひ参考にしてください。

包茎とはなにを意味するか

包茎とは、冒頭でお話しした通り、陰茎(ペニス)の先端部分=亀頭が包皮で覆われて露出していないことを意味します。

世間で言うところの「むけていない」状態ともいえます。

以下のイメージ図を見ていただくと分かりやすいでしょう。
包茎ってなにか?イメージ図

ちなみに、よく陰茎と亀頭は別の部位だという誤解がありますが、陰茎の先端部分のことを亀頭というためこれは誤りです。

包茎には複数のタイプがある

上記はあくまで包茎の一例で、包茎のタイプは1つではありません。たとえば

  • 平常時は亀頭が包皮に覆われているが、勃起すると亀頭が露出するもの
  • 勃起しても亀頭が露出しないもの
  • 途中までは包皮が手でむけるが、亀頭を完全に露出できないもの

などいろいろです。後半で、包茎のタイプについても詳しくお伝えします。

小児期は多くの場合、亀頭と包皮が癒着している

小児期~思春期までは、亀頭と包皮が癒着(生理的癒着)していて、手でも包皮がむけない状態です。

そのため、小児期まではほとんどの方が包茎といっていいでしょう。

小児の場合はステロイド軟膏を連日塗って日々少しずつ向くようにしていくと、生理的癒着がとれて次第にむけるようになります。

それでなくても、思春期の訪れや成長とともに自然に生理的癒着がとれる方も多いですね。

つまり成人期をむかえたときに

  • 自分の手で包皮がむけるようになっているか
  • 生理的癒着や別の理由で包皮がむけない状態である

これらが包茎の主なタイプを判断するポイントになります。

包茎のタイプと見分け方を紹介

ここまでで、包茎が何を意味するか理解してもらえたことと思います。

結果「自分は包茎なのでは?」と実感できた方も多いかもしれませんね。

ここからは、包茎のタイプについて見分け方含め解説します。

包茎は大きく3つの種類に分けられます。

  • 仮性包茎(軽度・重度)
  • 真性包茎
  • カントン包茎

の3つです。他に老人性包茎・埋没包茎というものがありますが「仮性包茎」に属するものです。

包茎の種類についてより詳しく知りたい方は「包茎の種類を知る/5種類の包茎と最適な治療のためのポイントを解説」の記事もぜひご覧ください。

この3種類を分かりやすく図にしてみました。
包茎のタイプ

仮性包茎の特徴と見分け方

仮性包茎とは、

  • 通常時には亀頭が包皮で覆われている
  • 手で包皮を引っ張る・勃起したときには亀頭を完全に露出できる

ことを指します。

日本男性にもっとも多いといわれているのがこの仮性包茎です。

通常時・勃起時ともに、手で包皮を引っ張って問題なく亀頭が露出すれば仮性包茎といえます。

仮性包茎は、その状態から、さらに軽度の仮性包茎・重度の仮性包茎に分けられます。

軽度の仮性包茎

軽度の仮性包茎は、

  • 通常時でも最低半分ほど亀頭が露出している状態
  • 勃起時には亀頭の大半が露出し、手で少し引っ張ると完全に亀頭が露出する

といった状態を指します。
軽度の仮性包茎の症状
しかし、軽度な仮性包茎だからといって何も対策をしなくていいわけではありません。

重度の仮性包茎でも詳しくお話ししますが、毎日入浴時に洗って清潔にする必要があります。これを怠ってしまうと、感染症などのリスクも高まってきます。

重度の仮性包茎

重度の仮性包茎の状態としては、

  • 包皮が通常は亀頭の大部分を覆っている
  • 勃起したりすることで亀頭の一部を露出させることができる

といったことが特徴です。
重度の仮性包茎の症状

重度の仮性包茎の場合、包皮を引っ張って亀頭を露出させても、少し放っておくと包皮が元に戻り、亀頭が覆われてしまいます。

しかし、分類上は重度と表現したものの、仮性包茎自体は問題のない正常なペニスです。

ただ、包茎の患者では若い方でも恥垢がびっしりとついている方がいます。改めて入浴の際にはかならずむいてきちんと洗うことを徹底してください。

不衛生な状態で放置すると、感染症や陰茎ガンになってしまうリスクが上昇すると考えられます。

万が一陰茎ガンになった場合、専門的対応として陰茎部分切除・陰茎全摘・鼠径リンパ節郭清術などを受けることになります。

ガンが進行すると化学療法(抗がん剤治療)を行いますが、死亡してしまうことも少なくありません。大げさでなく、ペニスを清潔な状態に保つことはとても重要です。

仮性包茎は日本人の大半が持つ問題ないペニス

誤解のないようにお伝えしておくと、仮性包茎はまったくもって普通のペニスです。

仮性包茎自体は日本人の7割が該当する(正確には、筆者の感覚値も含めると日本人の8割ほどが包茎・そのうち大半が仮性包茎)もので、いたって普通のペニスです。

それ自体は恥ずかしいことでも何でもありません。

しかし、審美性や異性の目が気になるなど、コンプレックスに感じる方は少なくないでしょう。

また、仮性包茎のデメリットをまとめると以下のようなことがあります。

  • 恥垢がつきやすく、亀頭包皮炎や感染症にかかるリスクがある
  • 亀頭が普段から露出していないため、刺激に弱く早漏になる可能性がある
  • 女性や性行為に対して積極的になれない方もいる
  • 陰毛が包皮に挟まり、普段や性交時に痛みが起こりやすい

仮性包茎に該当するが、どうしても治したいという方に向けて「仮性包茎の手術/あなたにとって最適な手術方法とクリニック選びの全情報」の記事で最適な治療法とクリニック選びのポイントをお話ししています。

真性包茎の特徴と見分け方

真性包茎は、仮性包茎と異なり、ペニスの包皮が通常時でも勃起時でも亀頭を覆っています。また自分の手で包皮を剥こうとしても痛みが生じて、むくことができません。
真性包茎の症状
真性包茎の方は、亀頭と包皮が接着していることがあり、包皮と亀頭の間に細菌が入り込み、炎症を引き起こしてしまう危険性があります。

思春期まで真性包茎で、その後自然に治すことも多くあります。しかし、成人になっても包皮が亀頭と接着している場合、その後の性生活にも影響を及ぼします。

また入浴時などに自分で包皮をむいて清潔にすることができないため、病気・感染症のリスクが高まります。最悪の場合、陰茎ガンなどにかかってしまう可能性がありますので、早急な手術が必要となります。

あなたがこのケースに当てはまっていたら、ぜひ「真性包茎の手術/あなたにとって最適な手術方法とクリニック選びの全情報」の記事を参考に、ぜひ信頼できる医師を探して治療を受けることをおすすめします。

カントン包茎の特徴と見分け方

カントン包茎とは、一見すると仮性包茎に近いように見えますが、包皮輪(包皮の内径)が狭くなっており、この部分が亀頭や陰茎を圧迫してしまう包茎のことをいいます。

通常時は包皮カントン包茎の症状を手でむいて亀頭を露出させることができますが、包皮輪が狭いため、勃起時には亀頭を露出できません。

カントン包茎は、包皮輪が狭く、無理に皮をむくと亀頭が締め付けられて血流不全になってしまいます。ひとたび血流不全になると、短時間で腫れが起こり、ますます戻らなくなります。

そのまま放置すると最悪の場合、陰茎が腐ってしまい、陰茎切断を余儀なくされることがあります。こういったケースでは緊急的に対処が必要です。

救急外来などでは、その場をしのぐため、腫れた亀頭をおもいっきり握りこんで縮めて皮の中に戻す、ということをします。これは言葉の印象どおり、かなりの痛みを伴います。

それで難しい場合には、背面切開といって、陰茎背側の包皮をはさみで切開します。

以上の理由から、カントン包茎にあたる方は、早めに手術を受けられることをお勧めします。

カントン包茎の最適な治療方法と、信頼できるクリニックの見つけ方は「カントン包茎の手術/もっともおすすめの手術方法とクリニック選びの全情報」の記事で詳しくお話ししています。

さいごに

いかがでしたか。今回の記事では、

  • 包茎とはなにを意味するか
  • 包茎の3つのタイプと治療のポイント

をお伝えしました。

仮性包茎の「切らない手術」「自力で治す方法」の注意点

包茎の中では割合が多い仮性包茎について最後に補足しておくと

  • 手術せずに自力で治す方法
  • 切らない仮性包茎治療

とされるものも存在します。

しかし筆者の見解をお伝えすると、手術せず自力で治す方法/切らない手術では「仮性包茎の完全な改善は難しい」と思います。

仮性包茎は包皮が余っていることが原因で起こるため、自力で

  • ペニス自体を亀頭が露出するほど伸長させる
  • 包皮がむけた状態で維持できるほど亀頭を増大・包皮にクセをつける

ことは難しいからです。むけた状態で多少クセがついたとしても、時間とともに戻ってしまいます。

切らない手術は、

  • 軽度の仮性包茎の方に適応が限られる
  • 一時的に包茎は改善されますが、時間とともに留めてあった包皮が戻ってしまうことが多い

という注意点があります。

  • 仮性包茎は安全なペニスと考え、清潔に維持することに集中するか
  • どうしても改善したい場合は「切る手術」を検討する

ことをおすすめします。

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